フコイダンとは?

フコイダンとは?
フコイダンとは、モズクやワカメ、コンブなどの海藻に含まれる「ヌルヌル成分」で多糖類の一種です。
構造としてはフコースと呼ばれている糖に硫酸基が結合したもので、
数多く連結したものの総称として「フコイダン」と呼ばれています。
1913年、スウェーデンの学者により海藻の葉にある粘膜管からフコイダンが分泌されている事がわかりました。
激しい潮の流れから守るため、海藻を柔軟にする働きがあると考えられ、海藻にとっては不可欠な成分なのです。
近年では、フコイダンの健康パワーに注目が集まり、世界中で様々な研究が重ねられています。
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多くの糖同士が分子レベルで結合している多糖体は、水分を保持しヌルヌルやゲル状態を作り出すのが特徴で、毎日の健康維持に良い働きが認められています。 |
フコイダンは海藻にとって微生物の侵入を防ぐバリアの役割をしています
このフコイダンは海藻の葉から分泌され、微生物から食べられないよう自分自身を守るバリアの役割をしています。
また、引き潮で海藻が海水から露出してしまった場合には、乾燥を防ぐ働きもあり 潮の流れや衝撃で発生した
海藻表面の小さな傷にも働きかけます。
つまり、フコイダンは海藻にとってなくてはならない成分なのです。



